編集部メモ
今回お届けするのは2015年同期入社の女性マネジャー・リーダーの対談記事。仕事のやりがいからマネジメント論、さらには会社のグチまで。まるで女子会のように話がコロコロ変わっていく様子を、できるだけ加工無しでお届けします!
プロフィール
石川 沙羅/さら(Sara Ishikawa)
東京営業部マネジャー。2015年新卒入社。同期の中では優等生タイプ。趣味は合唱。
菱田 柚香/ゆず(Yuzuka Hishida)
東京コンサルティング部リーダー。2015年新卒入社。のんびりして見えるが実は体育会系。器械体操歴16年。
Y.K
東京コンサルティング部リーダー。2015年新卒入社。リーダー昇進の話を一度「嫌です」と断った強者。
青沼 寛子/あおちゃん(Hiroko Aonuma)
東京コンサルティング部リーダー。2015年新卒入社。同期の変人枠。趣味は狩猟→キックボクシング→社交ダンスと多岐に渡る。
リーダーの仕事って、ぶっちゃけどうですか?
―皆さんマネジャー・リーダーとしてメンバーを持つ立場ですが、役職者になった経緯は?
石川:みんななりたくてなったわけじゃないよね(笑)
―え、そうなんですか?!
石川:私の場合は、そうやってキャリアを積んでいくのが当たり前だと思っていたから、社長の中川さんが若手向けに研修してくれたときに「リーダーやるか?」と聞かれて「やります」と手を上げて。そうしたら3年目の下半期からリーダーになった。
青沼:私は4年目から。リーダーになると当然チームのメンバーと話したり仕事を見る時間が増えるけど、それで自分のお客様の仕事を疎かにはできないから、難しい立場だなって思う。
Y:私は一度断ってる(笑) 上司に「リーダーやってみようよ」と言われて、「嫌です」って。でも、「お客様に研修する立場なのに、自分がメンバーを育成した経験を持っていないと良い提案できないよ」って言われて、それも一理あるなと。やってみたら育成って本当に難しくて。メンバーによって志向は違うし、伝えたいことが伝わらないジレンマもある。でも、その悩みを経験できてよかったなって思う。お客様の役職者の悩みがすごくよくわかるようになったから。
―リーダーってやっぱり大変なんですね。それでも続けられている理由は?
Y:うちの会社っておせっかいなすごく人が多くて。ゼネラルマネジャー(GM)も執行役員も、めちゃくちゃ忙しいはずなのに声を掛けたらすぐに助けてくれる。私がサポートしきれない部分をフォローしてくれたり。執行役員の土方さんとか、めちゃくちゃフットワーク軽いと思う。何かお願いしたら大体「オッケ~」って返ってくるもんね。
石川:私もリーダーになったばかりの頃は一人で抱え込むことあったけど、新卒事業部のGMに相談したら「全員で育てていこう。でも、メンバーの育成に責任を持つのは石川だよ」って言ってもらえた。それでだいぶ楽になったし、リーダーとしての覚悟もできた気がする。
菱田:役職がついたらリーダーになるわけじゃないんだよね。役職がついて色んなことを経験する中で、一歩ずつリーダーのあるべき姿に近づいてくんだよね。私も6年目になって、リーダーになったばかりの頃よりずっとできることが増えたと思うな。
石川:同期の仲間と、事業部や会社全体の目標達成のための話ができるのも嬉しいよね。みんな視座がぐっと上がってきた。「会社がこうなればいいのに」って頭で思っているだけじゃなく、実際に上に提言して変えていくこともできるようになった。カケハシにはまだ整っていない部分も多いけど、それを自分たちで作っていくことができるのはすごく面白いと思う。
―今でも同期同士で話すことは多いんですか?
菱田:多いね~。それぞれ悩んでる事も違えば、同じ悩みでもぶつかってる時期が違ったりするから、しょっちゅうご飯に行っていろいろ共有してる。
石川:この間はゆずの家に泊まっていろいろ話したよね。基本仕事かメンバーの話で、「それってどうなの?」「こうしてみたら?」とか。ときどき会社のグチも話したり(笑) 遠慮せずにグチを言い合える同期がいるのはやっぱり助かってる。上司に対して意見は言えてもグチは言うべきじゃないと思うし、メンバーにはそんな姿見せたくないから。
カケハシの好きなところ、この仕事の好きなところ。
―色んな本音が出てきましたが、そんな皆さんのカケハシの好きなところは?
菱田:マジで自由。本当に働きやすい。
石川:コロナの影響もあったと思うけど、今はみんなリモートワークやフレックスもうまく活用してるよね。
Y:自由な社風は昔からだと思う。私、長野県出身なんだけど、1年目のときに長野のお客様のアポ取って月1くらいで帰省してたしね。上司も「いいよ~行ってこい」って感じで。
石川:もちろん、それは仕事をちゃんとやっているという前提があってのことだけどね。
青沼:あと女性がめちゃくちゃ働きやすい。子育て世代のお母さんとか、出社時間も退社時間もすごく融通が利くし。女性に限らず男性社員もそうだけど、子どもの送り迎えがあるから10時に来て16時に帰るとか普通だもんね。結婚・出産を経て転職してきた人とか働きやすくて驚くんじゃないかな。
石川:もともとそういう制度はなかったから、新しく作ったのかな。それとも個別の事情を考慮してるのかな。この寛容な社風を、制度としてきちんと整えたらもっと良い会社になりそう。
―会社に対して意見は言いやすいですか?
石川:それはすごくある。リーダー同士で話し合って新しいマーケティング施策を試してみたり、セミナーを企画したり。もちろん上司の承認は必要だけど大体「やってみよう」って言ってくれるよね。
菱田:私たちから上司に提案して、お客様向けのウェブセミナーの企画や講師、就活生向けセミナーの企画や運営もやらせてもらったり。Youtube配信企画もやろうか!って話出てたりしたもんね!
石川:飲み会とかで「うちの会社こうした方がいいよね」って話になったら結構すぐ言っちゃう。
菱田:さらちゃん、飲み会の翌日朝8時30分にスラックに投稿してたりするもんね(笑)※スラックとは、社内SNSのこと
―それはすごいですね(笑) 最後に、今のお仕事は面白いと感じてますか?
全員:面白い!
石川:自信を持って提案を考えたときとか、プレゼンの空気感で「これは絶対決まるな」って感じるときがあって。私はその感覚がすごく好き。うちの仕事は決まった答えがないしすごく難しいけど、そこにチャレンジしてきたから今があるのかな、と。
青沼:私はシンプルに目標数字を達成したときが嬉しいかなあ。
Y:私はコンサルタントとしてお客様の組織に深く関われるのが面白い。前に「Yさんは、うちの次の社長誰がいいと思う?」と社長に聞かれたことがあって。それって、お客様の組織の階層や今の課題について深く理解してないと絶対聞かれないよね?まだ6年目のペーペーにそこまで相談してもらえるというのは、他じゃなかなか無いと思う。
青沼:確かにそうだよね。お客様の事業のビジョンや経営計画を聞きながら、「今はこういう人が必要じゃないですか?」って提案したり、実際に事業に貢献できる人を採用していくからこそ発注がもらえる。それで目標が達成できたときに私はやりがいを感じるのかな。
菱田:何年か前に、新卒事業部のスローガンで「お客様の採用成功のために、良い仕事をしよう」というのを掲げたんだけど、私はそれがすごくしっくり来た。採用成功のために色んな施策を考えて提案して、お客様が「これでいきましょう。一緒にやりましょう」と言ってくれると嬉しくなるし、その施策によって入社してくれた人と話すのも楽しい。後輩が成長する様子を見るのも楽しいけど、私にとってはお客様とどこまで向き合えているかがやりがいなんだと思う。
―なるほど。会社への提言とか際どい話も出ましたが、最後にとても素敵な話が聞けて良かったです(笑) ありがとうございました!