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若くして社内MVPを受賞した2人が繰り広げる、 営業ぶっちゃけトーク。

編集部メモ

カケハシでは半期ごとに売り上げNo.1の営業がMVPを受賞します。これまでベテラン勢が独占していたMVPを近年、若手2人がもぎ取りました。カケハシの歴史を塗り替えた敏腕営業マン&営業ウーマンに対して、受賞の決め手や、営業の極意を聞いちゃいました!

プロフィール

林 圭祐(Keisuke Hayashi)

新卒事業部4年目リーダー。2017年新卒入社。社内でイベントが行われるときはどこからともなくサングラス姿で登場し、場を取り仕切るなど司会テクに定評あり。2019年度上期にMVP受賞。

岩崎 芽衣(Mei Iwasaki)

新卒事業部3年目。2018年新卒入社。同期とはライバル関係だと公言し、営業成績を競っているが、本当は驚くほど仲良し。20 19年度下期に史上初の役職なしのメンバーでのMVP受賞。

MVPを獲れたのは、楽しく仕事ができたから。

―MVPは一番売り上げが高かった人が受賞するんですよね。やっぱり受賞した期は最初からMVPを狙っていたんですか?

岩崎:最初は狙ってなかったですね。受賞した年の上期に林さんがMVPを取ったんですけど、そのときも「すごいなあ、林さん」って感じで。まさか次に自分が獲るとは思っていませんでした。2年目の下期に急に売れ始めて、上司や同じ部署の先輩方に「MVP狙おうよ!」って言われて意識し始めました。

林:そもそも、MVPって取れるものだと思っていなかった。それまではベテラン勢しか取ってなかったし。自分が取った時は最年少受賞だっだんだけど、まさかすぐに岩崎に記録を塗り替えられるとは。

岩崎:いえーい!

林:こいつ(笑)岩崎とは同じ部署だったから、MVPを獲るまでの経緯は見てたんだよね。MVPが決まる直前に他のベテラン社員が大きい案件を決めてきて、土壇場で焦ってたよな。その後、岩崎も受注してギリギリで勝ったけど。

岩崎: MVPいける!って上司に期待されていたのに、期末にギリギリでそうなってしまい本当に焦りました…。

当時、実際にスラックで行われたやりとり

―お二人が受賞するまでは若手がMVPを受賞することはなかったんですね。そんななかで、MVPになるために工夫したこと、努力したことはありますか?

岩崎:とにかく仕事のテンポを早くしました。メールは即レス、アポに行った次の週には企画書を持って提案。打ち合わせの場で、来週のこの日に企画提案していいですかって次の日程を取りつけるようにしていました。あとは、部署として、なるべく大きい額で提案していたのも大きかった。他の部は200~300万円でも提案するけど、うちの部は500万円を最低額に定めてました。

林:確かに、大きな額で提案するのは意識してた。岩崎と一緒にやってた動画制作の依頼をくれたお客様のときもそうだったよな。

岩崎:説明会を動画化したいとご連絡頂いた案件ですね。

林:そうそう。動画は効果がないと思うから、他のコンテンツで惹きつけませんかって話をして。結果的に、入社案内、クロージングブック、合説装飾とか、動画を一切提案せずに1000万円ぐらいの提案になって、そのなかから合説装飾、説明会用コンテンツ、クロージングブックを受注したんだよね。大きく提案するといっても闇雲に提案しているわけじゃなくて、採用を成功させるためには本当にそのくらい必要なんだと筋道立てて説明するから、押し売りみたいなことにはならない。お客様も楽しそうだし、効果が見込めそうだからやろうっていってくれて。

岩崎: 私たちもやってて楽しかったですよね。

林:だね。MVPになった一番の理由って、楽しい案件がけっこうあったからじゃないかな。提案自体が楽しいとやっぱり決まるし。岩崎と2人で雑談ベースでこういうのがいいんじゃないかって話していたとき、楽しかったよな。

岩崎:めっちゃ楽しかったです!

林:楽しい案件をいっぱいやってたら、めちゃくちゃ数字がついてきたなって感じ。そういう時は見積もり作るのも楽しい。これは絶対決まるなって分かる。

―なるほど。きっとお客様も楽しいと感じていたんでしょうね。お客様にはMVPを取ったことを報告したんですか?

林:ほとんどのお客様には言ったと思います。おかげさまでMVPを獲れましたって。

岩崎:報告しました!仲いいお客様は「がんばってたもんね。良かったね」って言ってくれました。

―それは嬉しいですね。お二人につづいてMVPや新人賞を狙っている若手もいると思うのですが、アドバイスしたいことは?

岩崎:私も実行しましたが、まずはお客様のことをめちゃめちゃ知るということ。そして、即レス、即提案。スピードだけ早くてもお客様を知らないと自信をもって提案できないから、お客様よりお客様に詳しくなるつもりで仕事をするのが一番の近道かなと。

林:MVP獲ろうと思って仕事してるやつは獲れないよって言いたい。MVPを獲るために仕事するのはよくない。自分がこうなりたい、こうありたいということに対してまっすぐにやらないと。お客様を好きになりたいとか軸を決めて、それをぶらさないことが大事。


後輩や部下から目標にされる存在になりたい。

―MVPを獲られたお二人にとって、カケハシの営業のやりがいはどんなところにありますか?

林:めっちゃ難しい仕事だからこそ、やりがいがあるのかな。大手じゃないし、会社のブランド力があるわけじゃない。だから、自分の知識か人柄で勝負するしかないと思う。とは言え、人柄で勝負するのも限界があるから、お客様より知識を持っていて、なんでも知ってなきゃダメ。勉強することも多いし、難しい仕事だけど、成長を実感できたときの壁をぶち破った感じは面白い。

岩崎:私は入社1年目から、お客様の社長と仕事ができるところがいいなって思います。同行してもらっている上司や先輩方の方が、知識があるし信頼もされる。でも、年齢的に学生に近いのは私だから、自分の意見を聞いてもらえるチャンスがあると思ってます。新人もベテランも平等にチャンスがある。そういうところにやりがいを感じます。

―簡単な仕事ではないけど、それがむしろやりがいになっているんですね。では、最後に、今後の目標を教えてください。

林:MVPの上だから、社長賞とかを目指すべきなのかな。でも、正直賞自体にはあまり興味ない。結論、役職を上げていきたいということになるのかな。例えば、もっと大きな会社に転職したとしても、この会社で出世してないなら他社でもっと上に行けるわけがない。ここでちゃんと結果を出して社内で影響力を持って、カケハシぐらいの規模の会社なら自分の一言で変えられると言えるくらいの実力をつけたい。

岩崎:私はむしろ逆で、まだリーダーにはなりたくないんです。今まで、部の皆さんにお世話になって、助けてもらってきたので、まずは恩返しがしたい。社内の環境をよくするために貢献したいと思っています。後輩を助けられるようなポジションになれたらいいなと。

林:いやいや、ならリーダーやればいいやん!経営層はキャリアを目指す人が増えて欲しいと思っているよ。だから、リーダーはMVP獲ったり、後輩から目標にされるちょっとかっこいい存在であるべきなんだよね。まあ、MVP獲ったのに、リーダーやりたくないやつがここにいるけど。岩崎とかメンバー層のみんなに「リーダーなりたい!」って言わせなきゃいけないし、もっと上のマネージャーやGMがかっこよく見えるようにするのも自分の仕事だと思ってるよ。

岩崎: じゃあ、やろうかな。林さんの話を聞いてやる気が出てきたし、いけそうな気がします。

林:まさに、これがリーダーの仕事!

―最後は岩崎さんもリーダーを目指すという新たな目標が見つかって良かったですね。MVPのお二人にはこれからも会社を引っ張っていってほしいです!ありがとうございました。

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